【すたんぷつくーる!ぺディア】

ウィキペディアに掲載されていない直近の活版印刷の流れについて

すたんぷつくーる!目線から独自に分析してみました。

 

現在の【活版印刷】というキーワードの中には大きく2種類の印刷スタイルがあります。

1つは従来の活版印刷、金属の活字を並べ組み合わせて、「手フート」で印刷する昔ながらの印刷。

※紙を凹ませない印刷

⇒懐かしく、温かみのある印刷

 

もう1つは近年海外の【letter press(レタープレス)】スタイルを輸入したもの。

特徴は金属活字(アルファベット)の他に樹脂版(凸版)でデザイン、絵柄等を

厚紙に圧を加えて凹ませながら印刷する。

⇒凸凹のさわり心地と温かみのある印刷

 

すたんぷつくーる!での【活版印刷キット】は【letter press(レタープレス)】スタイルになります。

 

日本国内で最初に【letter press(レタープレス)】が使われたのは恐らく「結婚式招待状」と思われます。

インターネット上では2000年前後から見つけられますが、まだネット上に掲載する企業も多くない

時代なのでもっと以前から国内で使われている可能性もあります。

この当時も「手フート(活版印刷機)」でレタープレスを行っていた事により、この印刷方式も

活版印刷と言うようになっていきます。

海外のレタープレス結婚式招待状は「letterpress wedding invitations」で画像検索してみて下さい。

 

そして直近10年前後の流れ

ネット上で世界の動向の確認、また個人でも輸入することがある程度できるようになってきます。

その中でも大きな役割をはたしているのが「Etsy(エッツィー)

※ハンドメイドマーケットプレイス、業者でも個人でもハンドメイド作品を売買できるサイトが

アメリカで大きく拡大していきます。

ここの中で「letter press作家」が複数輩出されて行きます、日本の雑貨屋さん等がここから

レタープレスのレターやカードを買い付けていたりもしていました。

 

この複数の作家の影響を受けて国内でも複数の「活版印刷屋(レタープレス屋)」さんが出て来て

おります。※活版印刷というワードの他にレタープレスというワードを入れている業者さん

 

また、ペーパークラフト業界では海外の「ダイカットマシーン」という、紙をハート型やアルファベット

型に刃型で切り抜く個人向けの抜き型マシーン(版画ローラープレス機のおもちゃのようなもの)が

流通していて、これのオプションとしてレタープレスキットが登場します。

 

このキットの登場により世界的にレタープレス人口が増加していきます。

6~7年程前ではこのキットをebay.comイーベイ等を使って個人輸入で入手している人が国内でも

数人程度存在しており、そんな特殊な人の中に私もおりました。

しかし、このキットでは既成のデザインのもの(ライフスタイルクラフト版)しか印刷できない。

⇒その為、自分のデザインを自由に樹脂版作成できる「れたぷれ!樹脂版」が誕生となって行きます。

紙を凹まして印刷できるレタープレス専用の硬質樹脂版になっています。

 

もはや「手フート(活版印刷機)」で印刷していないのですが、厚紙を凹まして印刷する

このレタープレススタイルを全て「活版印刷」と呼んでいるのが現在の状況となります。

「凹凸の手触り・・・」といっている印刷は全てレタープレスという事になります。

※インクを付けない「デボス印刷」、箔を使って印刷する「箔押し」も凹まし印刷でありました。

 

国内においてはハンドメイドマーケットプレイスとして「ミンネminne」等がすでに上記の

「Etsy(エッツィー)」のような役割を果たし、各種ハンドメイド作家が複数輩出して来ております。

国内ではこれから「letter press作家」が複数輩出されていく流れになって行きます。(予定)