活版印刷/レタープレスをずるい方法で印刷する手法です。

パスタマシンを使う事で比較的安価に「はがきサイズ」程度までのレタープレスを楽しめます。

活版印刷もはじまりは「ぶどう絞り機」を印刷機に代用したもの。

そしてダイカットマシンも紙を型で切り抜く機械を印刷機に代用したもの。

そして今回パスタマシンを印刷機に代用しました。(あくまでも邪道をやわらげる為の言い訳)

個人でも中古で安価なパスタマシンを購入して同じような加工を施せば印刷可能です。

ぜひチャレンジしてみてください。※過去記事に加工ポイントが隠されています。

DIYがあまり得意ではない方はストアで少量ご用意いたします

活版印刷/レタープレスが「好き」→「印刷する側」に移行する【活版印刷人増量計画】です。

このプレス機では他にも「版画」「レザークラフト刻印」での利用方法がございます。

 

【ずるい活版印刷】のしかた

作成するカードサイズに合わせて【カードケース】を用意します。

「硬質」でも「軟質」でも使えます、画像は硬質ですが、インクをつける工程を含めると

「軟質」の方が作業がはかどりました。

カードケースの両端を切り落とし、開閉可能な状態にします。

上側、下側にそれぞれ樹脂版設置と紙の設置をします。

これにより、毎回同じ位置に印刷できるようになります。

紙の位置合わせには【戸当たりテープ3mm厚】を使っています。

※戸あたりテープは重要な役割を果たしています。極力全体を囲うように貼ります。

樹脂版は裏側にのりスプレーを吹きかけておき、紙の上に位置が合うように置きます、

位置が決まったら、カードケースを閉じて樹脂版を上側に貼りつけます。

樹脂版が貼りついたら、さらにセロテープ等でしっかり固定させ設定は完了です。

樹脂版にゴムローラーでインクを付け、紙をセットし、パスタマシンに投入です。

厚み調整ダイヤルは1~9までありますが、広い「1」の方から順番に通して凹み深度を調整します。

基本的には0.8mmの紙で「2」0.5mmの紙で「3」ぐらいです、さらに細かな調整をする場合は

カードケース外側に調整紙を1~2枚足して調整する等が出来ます。

★先ほどの戸当たりテープで全体を囲っている部分についてはここから大きな役割を果たします。

ゆっくりと同じペースで全体がプレスされるようにハンドルをまわします。

※はやくまわすとインクの付きが悪かったり、樹脂のエッジがブレた印刷になってしまいます。

ローラーの前では樹脂版と紙がくっつく状態になりますが、★極力ぎりぎりまでインクを紙につけない

為に★戸当たりテープのクッションで押し返しさせています。

★試験的に戸当たりテープを使わずに印刷するとその効果がわかると思いますが、凹ました部分以外の

場所にインクが付いて印刷されます。=きたない仕上がりになります。

重要な要素は戸あたりテープ、とハンドルをゆっくり同じペースで回しきる事で、印刷仕上がりは

レタープレスコンボキットで刷ったものとほぼ同じ精度で印刷されます。

一度位置設定したカードケースごと保存するので、次回以降そのまま紙をセットして使えます。

カードケースは100円で2枚入り等が多いので、いくつでも設定したまま保存できます。