樹脂版作成「真っ黒ネガフィルム」

真っ黒ネガフィルム使用の場合は「レーザープリンター」で「トナー印刷」したものを使います。

仕組みは
印刷されたトナーが【150℃前後の温度】で「粘着質」になり、「密着させた真っ黒ネガフィルム」の
顔料を吸着することで、フィルムから図柄部分が抜け透明(ネガ)になる仕組みです。

★★重要な部分は【150℃前後の温度】でトナーが「粘着質」になるところです。★★
これより低い温度の場合トナーがうまく顔料を吸着できずキレイなネガフィルムが作成できません。

150ミクロンに対応しているラミネーターだと【150℃前後の温度】で通過させられます。
この150ミクロン対応ラミネーターを利用してネガフィルムを作成します。

 

トナー印刷した紙と下に少し厚めの紙、一番上に真っ黒ネガフィルムを重ね、先頭部分にだけ
「ズレ防止用」にマスキングテープを貼り、少し時間を置いた(温まりきった)ラミネーターに通す
※温まりが足りていないラミネーターではキレイに顔料が抜けません、少し時間を置いて温めてから。
★下の厚めの紙がないと、「フィルムがシワになりやすい」のでそれを防いでいます。

顔料がキレイに抜けたら、ラミネートフィルムに挟んで再度ラミネーターを通します。

 

真っ黒ネガフィルムバージョンのネガがこれで完成となります。

真っ黒ネガフィルムの場合黒部分は光を通さないので、樹脂版作成の失敗が少なくなります。
図柄に合わせて樹脂版をはさみで切り、ネガフィルムと密着させて光(紫外線)をあてます。

画像見た目が悪いですが・・・。ネイル用のUVライトをひっくり返してライトを上向きにさせ
【密着ポンプ】で「真空状態」に樹脂版を密着させてライトにかぶせています。
※細かい文字や線が重なり合ったり細かな表現部分がある場合、光を通り抜けさせた方がキレイに
作成出来ます。
★樹脂版の背面側に通常「黒スポンジ」等、光が反射しにくいものを背面にしますが、どうしても
少々光が反射して細かい図柄の場合「つぶれが出てしまいます」
背面側に何も置かずに光が通り抜ける形にする事で、光の「反射戻り」を無くします。

※背面側から紫外線があたらないように注意して感光します。

↑文字の説明では伝わりにくいのですが、かなり重要な事を書いてます。

感光後水に漬けながらブラシで不要部分を落とします。

 

洗い出し後、ドライヤー等で乾燥させ、さらに【仕上げの全体感光(全体硬化)】

最後の仕上げ感光をすると、オレンジ色だった樹脂版が薄いほのかな黄色になります。

強い樹脂版を作る場合は少し不要樹脂を残して「土台残し」をすると良いのですが、
今回はほとんど不要部を残さずに洗い出ししました。
特に意図はなく、長めに感光したので強度試験用に作成しました。

次回この樹脂版を使って印刷して行きます。

※コーヒー屋さんとレタープレスの相性がものすごく良いと感じていたので、架空のロゴで作成。
次回「コーヒー屋ならレタープレスをするべき!」を実証していきたいと思います。