【密着ポンプ】

今後はstart-kitのメインは「感光フレーム」タイプから「密着ポンプ」タイプへ移行して行きます。
樹脂版の作成精度をより高く、かつ作成の失敗を少なくしていく事が目的となります。

「重要ポイント」
ネガフィルムと樹脂版は極力密着させる事で凸面がシャープな線で仕上がります。
これまではのりスプレー等で極力密着させるものでしたが、真空状態にする事で、
完全密着させる事となります。

さらに、樹脂版の背面側に光を反射させるものを無くす(光を通過させる)事により
図柄の周りが硬化してしまうという作成失敗を防ぐ事が出来ます。

これまでの感光フレームも反射の光を少なくする為、黒スポンジを貼る工夫をしておりましたが、
日差しの強い場合やUVライトでも反射しやすい波長のものでは、反射光の影響によって
図柄の周りをほんのり硬化させる結果を起こしておりました。

密着ポンプ使い方

ネガフィルムに樹脂版をテープで固定します。
※真空袋にセットした時点で、ネガと樹脂版がズレるのを防ぐ為のものです。
ここで使用しているテープは100均で購入できる「黒マスキングテープ」となります。
白系や、つやのあるものは極力使わない方が余分な反射を減らす事ができます。

密着ポンプで袋内で密着セットし、袋の外側(樹脂版側)の周りに黒系の紙やテープで囲いをつくります。
※感光時に樹脂版背面側から余分な光を受けない為に囲いを付けています。(下の動画参照)

写真では、黒紙囲いを今後も再利用する為に、テープを貼ったり剥がしたりする部分にあらかじめ
黒の養生テープで補強したL字型のものを2部作製しております。(下の動画参照)

表側のネガフィルムの図柄部分だけ光が抜け、樹脂背面側からは、図柄を通過した光しか見えない状態で
感光する形となります。(下の動画参照)

太陽光で感光する場合

樹脂版を板の上等に置いて感光してしまうと、その板に抜けた光が反射し樹脂に戻って周りを硬化させて
しまいます。樹脂版下には反射するものが何も無い状態を作る必要がございます。

段ボール等で筒状(箱状)にして真空袋を箱に蓋をするイメージでセットします。(下の動画参照)
太陽光側にネガフィルムが来るようにセット
※箱の中から見ると、図柄の光だけが見える形となります。

UVライトで感光する場合

UVライトをひっくり返して上向きに照射し、上から真空袋を被せる形でセットします。
ライト側にネガフィルムが来るようにセット
※上から見ると、図柄の光だけが見える形となります。

動画で見て、再度上記説明を読んで頂くとポイントをより理解しやすいかと思います。

密着ポンプ使いかた動画

★動画では「太陽光」で感光する場合と後半では「UVライト」で感光する場合をまとめております。

 

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